下越病院とは

院長からのメッセージ

医学生のみなさん、こんにちは。下越病院院長の末武修史です。このホームページをご覧いただきありがとうございます。

当院における臨床研修では、『わたしたちは地域のみなさんとともにゆきとどいた医療・福祉の実現を目指します』という病院の基本理念を念頭においています。地域医療における医師の役割を理解し、common diseaseや急性期疾患に適切に対応できるよう、毎日1次救急から2次救急まで(一部3次救急含)のあらゆる疾患を経験し、プライマリ・ケアの基本的な知識と技術を身につけることを目指しています。加えて、一個人として総合的な判断力と社会常識を身につけることで、全人的な診療能力を習得することを目標としています。 

当院では21名が臨床研修指導医の資格を持っており、充実した指導医による教育指導体制の下、総合診療科が中心となって研修医の皆さんのために、勉強会や講習会を定期的に開催しています。当院は各診療科の垣根が低く、横との連携が密であり、相談しやすい環境なので、研修医の皆さんが臨床で困った症例などについては各科専門医へのコンサルテーションを通して学ぶこともできます。

当院は46年の研修指導の実績がありますが、2025年度は初期研修医7名(基幹型5名、たすきがけ2名)が初期研修先に下越病院を選択してくれました。毎年、県内だけでなく全国の大学から研修医の応募があります。充実した研修は多くの仲間との関係によって築き上げられます。同期医師はライバルでもあり頼りになる仲間です、また研修2年目の上級医は困ったことがあればすぐに助けてくれる大切な先輩です。そのように構築された医師関係は長い医師人生でも大事な宝となるでしょう。医学生のみなさんはこれから研修医になった時のイメージは持っていますでしょうか?国家試験に合格すべく医学知識を一杯頭に詰め込んできたこれまでの学生時代に終わりを告げ、即戦力として社会に出て、より実践的で実用的なスキルが求められるようになります。これまでの「学び続ける姿勢」に加えて、「人間性」、「コミュニケーション能力」、「プレゼンテーション能力」がとても重要な職業です。これらの能力は生来のものではなく研修医期間のトレーニングにより十分成長するスキルだと思います。自分は医療の現場でうまくやっていけるだろうか、という不安も持ちつつも、自分が学んできた知識を活かして少しでも多くの患者さんに貢献したい、そんな思いを胸に秘めている研修医の先生たちをお待ちしています!
是非一緒に明日の医療を担っていきましょう! 

下越病院 院長
末武 修史

下越病院ウェブサイト

概要

病院名 下越病院
所在地 〒956-0814 新潟県新潟市秋葉区東金沢1459番地1
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開設 1953年
診療科目 内科、循環器内科、消化器内科、呼吸器内科、神経内科、糖尿病内科、外科、整形外科、心臓血管外科、小児科、婦人科、泌尿器科、皮膚科、リハビリテーション科、リウマチ科、麻酔科
病床数 一般病棟 261 床(2024年1月現在)
(うちHCU 4床、回復期リハビリテーション病棟 36床、障害者病棟 41床、地域包括ケア病棟 44床)

「民医連」について

全国組織として1953年に「全日本民主医療機関連合会(民医連)」が結成されました。現在、全日本民医連の施設は、すべての都道府県にあり、その数は1,760カ所を超え、約82,000人の職員が働いています。私たちの組織は、生協組合員や友の会会員など現在約370万人が参加する非営利・協同の事業体であり、経営を公開し、「いのちの平等」を目指して活動しています。 民医連の特徴は、半世紀以上にわたって地域の人々にささえられ、身近な医療機関として活動していることです。医療制度を改善する運動もすすめ、「いのちは平等である」との考えから、差額ベッド料はいただいていません。また、地域の要求から介護・福祉分野の活動も活発に行なっています。

民医連 綱領

新潟民医連

新潟民医連(新潟県民主医療機関連合会)には、8つの法人が加盟しています。医科事業所では1つの病院と8つの診療所をはじめ、介護・福祉事業所も介護老人保健施設、介護老人福祉施設、ケアハウス、グループホームなどの施設群の他、訪問看護ステーション、ヘルパーステーション、さらに保険薬局など新潟、長岡を中心に80余の事業所の集合体となっています。職員数は約2,000人となっています。

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