ケアマネのシャドーワーク 新潟市議会で共産党市議が一般質問
12月16日、新潟市議会12月定例会で、共産党のいいづか孝子市議が「ケアマネのシャドーワーク」についての一般質問を行いました。この前の12月2日には、新潟民医連加盟の3法人と新潟市三課で懇談を行い、ケアマネのシャドーワークの実態を伝えていました。
今回の一般質問で、いいづか市議は以下の4点を追求しています。
(1)ケアマネジャー本来業務以外のシャドーワークの実態調査をすること
(2)ケアマネジャーの業務と役割のリーフレットを作成して広報周知すること
(3)シャドーワークに対応する支援施策を関係者と協議して構築すること
(4)対応施策が整うまでケアマネジャーが請負わなければならない状況があれば財政的措置を講ずるべきと考えますが見解を伺います
これに対する答弁は福祉部長が行っています。発言概要は以下のとおりです。
(1)ケアマネのシャドーワークについては、現場より本来業務に支障が出ている、現場が疲弊しているといった声を聞いている。シャドーワークの解消はケアマネ業務の負担軽減を図るだけでなく、市民が質の高い介護サービスを受けるためにも重要。引き続き、現場の声を丁寧に聞き取るなど、実態把握に努めたい。
(2)利用者や家族への啓発が重要。他の自治体を参考にしながら、市のホームページでリーフレットデータを掲載・利用してもらうなど、周知方法を検討したい。
(3)シャドーワークはこれまで家族が担ってきたもので、単身高齢者世帯が多くなるなどの社会構造の変化で顕在化してきた社会問題であると認識している。国の検討会では、シャドーワークはケアマネ業務の課題というだけではなく、地域課題として地域全体で対応を協議すべきものであるとされている。福祉分野だけでなく、他分野との連携なども含め在り方を考える。
(4)財政措置は考えていないが、ケアマネの業務と役割について周知方法の検討を行うとともに、地域課題に対してどのような対応ができるか他の分野との連携なども含め在り方を考える。
不十分な回答ではありますが、私たちの要望が市に伝わったことは確かですし、市の現状認識とシャドーワークの解消にむけた考えは聞き出すことができました。今後もこの答弁にたいし、どこまで実施されたのかを注視し、解消に向かわない場合は、現場の切実な声を再度届ける等、運動を続けていきます。
お知らせ一覧へ