ケアマネのシャドーワークについて新潟市三課と懇談
12月2日(火)、新潟市の介護保険課、高齢福祉課、地域包括ケア推進課の三課に、ケアマネのシャドーワークについて改善を訴えました。
参加したのは、新潟勤医協、坂井輪会、ゆうえい会の三事業所のケアマネ、法人管理者、県連事務局次長ら8名で、新潟市からは6名が応対してくれました。またこの機会をセッティングしてくれた共産党新潟市議も2名同席してくれました。
懇談の場では、ケアマネがシャドーワークの実態を語り、以下の三点を市にお願いしました。
(市へのお願い)
1.ケアマネジャ-のシャドーワークについて、早急に新潟市として実態把握をすること
2.ケアマネジャ-の本来業務を分かり易く説明したチラシを新潟市で作成し、広く周知してもらうとともに介護保険サービスガイドに挟むこと
3.代替手段が整うまでの間、ケアマネジャーや包括支援センターが請け負わなければならない状況であれば、財政的な措置を講じること
こちら側からは、特に身寄り無し・金銭的にゆとりが無い方の場合、サービス導入までの作業がそのままシャドーワークになり、その間の事は全て無報酬であり、休日出勤も発生していること、こういった状況もありケアマネのなり手が不足し自分の事業所では50代が3名、40代が1名という非常に深刻な人手不足にあることを訴えました。
新潟市からは、コロナ禍、物価高騰をへて、介護従事者・ケアマネの低賃金の関係で、成り手が不足していることと承知している。介護保険は国の制度であり、国への訴えを続けていきたいこと、ケアマネのシャドーワークの実態把握も重要だが、その後の対応が伴わないと、利用者もケアマネも困る状態になる、解決策も同時に考える必要があるとの返事がありました。
同席してくれた共産党新潟市議は、12月の市議会一般質問でも、この内容について触れていきたいとのことでした。
ケアマネのシャドーワークの改善に向け、今後も取り組んでいきます。
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