新潟民医連

“介護記録の書き方”学習会 ~自分や事業所を守るために~

 2025年6月5日、県連介護職部会が主催で、“介護記録の書き方”学習会が実施されました。講師は毎回お願いしている千住介護福祉専門学校(東京民医連)の先生にお願いしました。6法人から47人が参加しました。

 はじめに講師から、2013年の「あずみの里」事件について触れられました。無実でありながら7年間も裁判を闘うことになったこと、それでも自分が罪を認めてしまったら介護・看護の現場の萎縮を招くと考え、将来の従事者を守るために奮闘してくれたことが説明されました。それくらい記録は重要なものであることが強調され、今回の学習は自分がその立場になったつもりで、望んで欲しいことが伝えられました。

 学習会での獲得目標は、①正確な記録を書く必要性が理解できる。②具体的な記載方法で、記録を書ける。③記録すべき内容がわかる。④記録を開示する際のルールがわかる…というものでした。

 約120分の講演でしたが、正確な「記録」がいかに重要か、わかりやすい講演と、後半は演習もしながら教えて頂くことができました。

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